想いを込めた小瓶
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『対岸の彼女』  角田光代
2008年 10月 02日 |


今まで角田光代の何を読んだんだっけ・・
なんかちょっと苦手意識があった。

この「対岸の彼女」も
読み始めは一体いつだったろう
遅々として進まず数ページで放置状態。
もしかしたら読み終わるまでに
1年以上かかってるかもw
最初は物語に溶け込めなかったのです。

が!
お、おもしろい!!
あっ。
直木賞なんだ。。。(無知^^;

読み進んでいくごとに
おもしろい。


ふたりの主人公
葵と小夜子。
そして
葵の高校時代の親友ナナコ。
物語は
葵の過去と
小夜子の現実が
交差しながら進んでいく。

全編を通して
葵と小夜子の心の動きが
丁寧に丁寧に綴られている。







高校時代の葵。
いじめられっこで
逃げるように片田舎へ引っ越してきた。
そこでちょっと風変わりなナナコと出会う。
学校では接点を持たない。という
奇妙な暗黙のルールの下
友情を深めていくふたり。
ある事件をきっかけに
二度と会えなくなってしまうのだが・・・


現在の小夜子。
サラリーマンの夫修二と
まだ幼い娘のあかりの
3人家族。
人間関係が苦手で
公園デビューにも失敗。
働きに出ようと一念発起。
めでたく採用となった小さな会社の社長が
大人になった葵だった。


そんなふたりの
いやナナコも含め
3人の女たちの
友情と亀裂と再生。


前半を過ぎたら
一気に読ませる小説だと思う~。
1年以上かかった私が言うのもなんですがw
全然そんな長期戦で臨むような小説じゃありませんから!


終盤。
ナナコと葵の最後のドライブは
とても感動的。
胸が震えて思わず涙が。

その後、
小夜子と葵、
このまま終わっちゃうのかなぁ・・と
なんかモヤモヤした気持ちにさせられますが、
心地いい裏切りが待っています。


これ
ホントよかったですよー。


天晴れ!
女の友情!!^^




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by blue_halfmoon_m | 2008-10-02 23:34 | |
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